東海理化の「Bqey」が磐田市の公用車管理でDX化を推進

投稿者: | 2023-04-13

プレリリースより引用


株式会社東海理化(本社:愛知県丹羽郡大口町、以下 東海理化)が開発した「Bqey(ビーキー)」という公用車管理システムが、静岡県磐田市のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために導入されることが明らかとなりました。この取り組みは、磐田市が地域経済活性化やサービスの効率化を目指して進めているDX戦略の一環で、実証実験の期間は3月から既に開始し、5月末までを予定しているとのことです。

東海理化は、愛知県丹羽郡大口町を拠点に、自動車や家電製品の品質評価や検査、リサイクル技術の研究開発、産業機器の開発・製造を行う企業です。同社は、これらの技術を活かし、製品やサービスの品質を向上させることで、社会インフラの発展に貢献しています。

「Bqey」とは?−実証実験の背景・目的−

プレリリースより引用


Bqeyは、東海理化が開発した公用車管理システムで、車両の走行データを収集・分析し、運用コスト削減や環境負荷低減に貢献するものです。また、運転者の運転スタイルや状況に応じて最適な運転支援を提供することで、事故のリスクを低減することも目指しています。

磐田市では、地域経済の活性化やサービスの効率化を目指して、DX戦略を進めており、その一環としてBqeyの導入が決定されました。実証実験を通じて、システムの効果を検証し、公用車の運用効率向上や環境負荷の低減を実現することが期待されています。また、実証実験の成果をもとに、磐田市の事例を他の自治体にも展開し、全国的な公用車管理の効率化や環境負荷低減に貢献することが目指されています。

今回の取り組みは、磐田市の持続可能な発展に向けた一歩として注目されており、東海理化のBqeyがどのように地域のDX化に貢献するか、今後の展開が期待されます。公用車管理の効率化や環境負荷低減が実現できれば、市民生活の向上や地域経済の発展にもつながり、多くの自治体にとって参考となる事例となるでしょう。

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