プレリリースより引用
アイサンテクノロジー株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：加藤淳、以下「アイサンテクノロジー」）は2022年1月13日に開催された取締役会において、三菱商事株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：中西勝也、以下「三菱商事」）と共同出資により、自動運転関連ビジネスの市場ポテンシャルおよび事業性を検証する新会社「A-Drive株式会社」を2023年2月7日に正式に設立し、営業を開始しました。
アイサンテクノロジーは、測量・土木関連のソフトウェア開発を行う大手企業です。1970年の創業以来「測量」に係るシステムの技術発展とともに成長を続け、測量・不動産登記に関わる専用ソフトウェアの開発・販売を行ってきました。2010年より自動運転分野における研究開発を開始し、これまで自動車運転用高精度3次元地図の開発、高精度3次元地図データの提供、株式会社プロドローン（産業用ドローンシステムメーカー）への出資などに取り組んでいます。
一方三菱商事は、1950年に設立された三菱グループの大手総合商社。三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅に並ぶ五大商社のひとつで、三菱UFJ銀行、三菱重工業とともに「三菱グループの御三家」と呼ばれています。創業当初は貿易仲介を中心としたビジネスを展開していましたが、1970年以降資源開発への直接投資、食料流通などバリューチェーンの構築展開、ローソンを通じた消費者マーケットの開拓など様々な領域で収益を拡大しています。
「A-Drive株式会社」の概要
A-Drive株式会社においては、これまでアイサンテクノロジーが培ってきた「自動車運転実証実験遂行に関する知見とノウハウ」と、三菱商事が培ってきた「モビリティ・サービス開発に関する知見」を融合する新会社として、顧客が自動運転車両を利用するうえで必要とする以下のサービスを展開していくとしています。
- 機器・システム・インフラ設備などの調達支援
- 自動車運転を運行するためのコンサルティング業務
今後は自動運転の様々なニーズに対する事業を行うとともに、2025年の自動運転時代の到来を見据えた「自動運転ワンストップサービス（自動車運転を運行するためのコンサルティング業務）」の提供に係る事業を共同して行い「移動の自由化」を中心とする社会貢献を目指していくようです。
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