名古屋のシェアサイクル事業「カリテコバイク」が「Charichari」との駐輪場相互利用を発表

投稿者: | 2022-03-04

プレスリリースより引用

名鉄協商株式会社(本社:名古屋市中村区)とneuet株式会社(本社:東京都千代田区)は、両社のシェアサイクリング事業における共同駐輪場(ポート)の共同利用を行うと発表しました。2022年3月1日より大曽根駅周辺の3ポートで相互利用の実証実験を実施しており、民間のシェアサイクル事業者がポート用地の新規開拓から相互利用まで行うのは国内で初の試みとなります。

鉄協商株式会社について

プレスリリースより引用


名鉄協商株式会社は、パーキング事業、モビリティ事業、不動産事業、法人に向けた商品販売などを行う名鉄グループの総合商社。同社ではモビリティ事業の一環として、カーリース、カーシェアリング「カリテコ」、シェアサイクル「カリテコバイク」などを運営しています。

2022年よりサービス提供が開始されたカリテコバイクは、専用のアプリに登録し予約することで、専用のポートに設置されている電動アシスト自転車を使うことができるサービスです。最初の30分165円の基本料金から、以降30分の延長ごとに110円で利用が可能で、ICカードを鍵として登録することができる他、名古屋市内149箇所で計410台もの自転車が配置されている網羅性も魅力です。

「Charichari」との共同利用の背景

今回、名鉄協商のカリテコバイクは、neuet株式会社が提供するシェアサイクルサービス「Charichari(以下、チャリチャリ)」と相互利用の実証実験を行います。実験場となる3ポートの周辺は、市内有数の交通結節点である大曽根駅やバンテリンドームナゴヤを始め、イオンモールナゴヤドーム前店、μPLAT(ミュープラット)大曽根などの大型施設が集中しています。このような立地条件から移動ニーズが高いと予測され、大曽根駅を中心とした半径約2キロメートルが選定されました。今後利用状況に応じて、最大20箇所のポートを設置し相互利用を行う予定です。

カリテコバイクとチャリチャリは、すでに4箇所の名古屋市公共用地にポートを持ち、名古屋全体のポート数はそれぞれ120を超えています。両社は今回の相互利用を通して、さらにポートの密度を高め利便性を向上させ、「オール名古屋」でのシェアサイクリング事業活性化を目指すとのことです。

相互利用の詳細

期間:2022年3月1日より1年間
対象ポート:イオンモール ナゴヤドーム前 敷地内(名古屋市東市区矢田南4丁目102-3)以下3箇所

  • イオンモールナゴヤドーム前 ドーム南出入口駐輪場
  • イオンモールナゴヤドーム前 専門店北出入口駐輪場
  • イオンモールナゴヤドーム前 西出入口駐輪場

※利用状況に応じて最大20ポートまで増設予定

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