建築系ベンチャークラッソーネと岡崎市が空き家の適切な管理促進へ連携協定締結

投稿者: | 2022-03-03

プレスリリースより引用


株式会社クラッソーネ(本社:名古屋市中村区)と愛知県岡崎市は2022年3月14日、空き家の適切な管理の促進に関する連携協定を締結すると発表しました。同社の運営する「解体費用シミュレーター」を活用し、管理不全の空き家の解体促進と適切な管理を促す方針です。

株式会社クラッソーネ

株式会社クラッソーネ公式HPのスクリーンショットより引用


株式会社クラッソーネは2011年に設立された建築系ベンチャー企業。ビジョンに「『街』の循環再生文化を育む」を掲げ、解体工事領域で全国約1,600社の専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営しています。

また同社では2020年9月から、施主と工事会社に対し「着手金保証」「完工保証」「第三者賠償責任保険」を組み合わせた「クラッソーネ安心保証パック」の無料提供を開始しました。これを利用すると、解体工事会社と契約し、着手金を支払った後に、万が一解体工事が頓挫した場合や、代替工事会社による追加費用が発生した場合の金銭的リスクを回避できるようになります。

連携協定の概要

岡崎市は、市民が安全で安心し快適に暮らせるまちづくりを目標に、空き家等対策計画に基づいた、空き家の「発生抑制」「流通・活用の促進」「管理不全の防止・解消」「跡地活用」を進めています。今回、岡崎市内の空き家の所有者に対し、クラッソーネが運営する「解体費用シミュレーター」を活用。周辺の生活環境に悪影響を及ぼす管理不全の空き家の解体促進と、適切な管理促進を目指して、連携協定が締結されます。同協定に基づく主な取り組みは以下の4つです。

  • 岡崎市内の空き家の所有者に対して、「クラッソーネ」の解体費用シミュレーターを活用し、解体の概算参考価格を提示する
  • 空き家処分に関するフライヤーを市役所窓口等に設置し、岡崎市内の空き家の所有者に配する
  • 岡崎市が開催する「空き家対策セミナー」や「相談会」に株式会社クラッソーネが空き家解体の専門家として協力する
  • 株式会社クラッソーネのホームページにて、岡崎市の解体工事に関する補助金等の情報を発する

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