新規公募居室9月30日締切|大学連携型起業家育成施設NALICが入居者募集

投稿者: | 2021-09-13

独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)の中部本部は2021年9月10日、同機構が運営する大学連携型起業家育成施設「名古屋医工連携インキュベータ」(名古屋市千種区、以下、NALIC)について、施設賃借申込の受付を開始すると発表しました。

独立行政法人中小機構とは

中小機構は経済産業省傘下の独立行政法人であり、中小企業政策の中核を担う実施機関。中小企業の起業・創業期から成長期、成熟期に至るまで、成長ステージに合わせた幅広い支援メニューを提供しています。同機構のインキュベーション事業では、国内最大級となる全国29箇所でインキュベーション施設を展開。名古屋では「NALIC」と「クリエイション・コア名古屋」の2拠点を運営しており、以下の支援事業を通じて次代の担い手となる起業家の発掘、育成に積極的に取り組んでいます。

  1. 事業承継・事業引継ぎ
  2. 生産性の向上
  3. 創業・新事業展開
  4. 経営環境変化への円滑な対応

名古屋医構連携インキュベータ

中小機構公式HPのスクリーンショットより引用

同施設は中小機構が運営する大学連携型起業家育成施設。名古屋大学・名古屋工業大学・名古屋市立大学などが持つ、医工連携・ライフサイエンス分野の技術シーズ等の事業化を目指すベンチャー企業・中小企業に対し、事業スペースを提供しています。それと共に、常駐するインキュベーションマネージャーによる事業化サポートなど、直接的な伴走支援も充実しています。

入居における詳細

現在、同施設が新規公募する居室については9月21日(火曜)から9月30日(木曜)までの受付けを予定しているとのこと。入居にあたっては同機構の申込書の受理後、審査がおこなわれ、賃借人が決定します。また、貸借人の資格については以下全ての条件を満たす必要があります。

  1. 本施設(名古屋医工連携インキュベータ)を高度技術の開発又は利用に供することにより、新製品の開発又は新分野への進出を図ろうとする方
  2. 大学研究者の起業又は大学との連携(大学シーズの活用等)による起業や新たな事業展開を図ろうとする方
  3. 経営に必要な資力及び信用を有し、かつ、賃料の支払い能力がある方


申し込みについては下記、NALICのホームページを参照ください。

Nagoya Startup Newsでは、東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連するニュースを配信しています。NALICに興味がある方は、是非入居企業の方々のインタビュー記事も併せてご覧ください。下記リンクより、NALICに関する特集インタビューの一覧をご覧いただけます。


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