刈谷市と株式会社アイシン、放課後児童クラブ向けフードデリバリーサービスの実証実験を開始

投稿者: | 2023-09-06

プレリリースより引用


株式会社アイシン(本社:刈谷市、代表者名:吉田守孝)は、刈谷市との協力のもと、夏休み期間中、市内の放課後児童クラブ向けに「めしクルーKids刈谷」という新たなフードデリバリーサービスの実証実験を開始しました。
これは市内のマルヒ食品が提供する日替わりのお弁当を、申し込んだ児童に直接届けるサービスです。

「めしクルーKids刈谷」は、刈谷市のスマートシティ推進の一環として進められました。対象となるのは日高児童クラブと小高原児童クラブです。昼食の提供がないため、児童はお弁当を持参する必要があり、毎日のお弁当作りは保護者にとって負担とされてました。

このため、市は2020年から始めたフードデリバリーサービス「めしクルー」のシステムを活用し、サービスを拡張。夏休み期間の放課後児童クラブで事前に専用サイトで保護者から申し込みがあった児童に、昼食として出来たてのお弁当を配達する仕組みです。お弁当は市内のマルヒ食品が提供する日替わりのメニューで、アレルギー表示を見て日単位で注文の要否を判断できます。

「めしクルーキッズ刈谷」サービス、そして「めしクルー」とは

プレリリースより引用


実証実験の詳細として、実施日は2023年8月7日から8月11日、そして8月28日から8月31日まで。 提供店は刈谷市のマルヒ食品で、メニューは日替わり例としてハンバーグ弁当や三色丼などが挙げられます。

「めしクルー」とは、一度に複数の飲食店から料理の注文が可能。車両で運ぶため大量オーダーにも対応できるフードデリバリーサービスです。自動車部品メーカーであるアイシンが、カーナビで培った技術を応用したシステムでルートを算出し、複数の飲食店から料理をピックアップすることで効率的に配達可能となります。
今後も社会のニーズに応え、新たな価値を提供し続けるアイシンに注目が集まります。

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