三菱電機株式会社名古屋製作所(所在地:名古屋市東区)は、オープンイノベーションプラットフォームのAUBA(運営:eiicon company)と連携し、FA(ファクトリーオートメーション)分野のアクセラレータプログラム「MITSUBISHI ELECTRIC ACCELERATION 2021-2022」を開始したことを発表しました。
同社は2021年11月25日(木)より、同プログラム内にて通年でベンチャー企業から共創アイデアの募集を開始しています。
三菱電機名古屋製作所は、1924年に汎用電動機の量産工場として設立。現在は同社FA事業の中核拠点とされています。グループ全体では、2021年~2025年にかけて0.5兆円の戦略投資が実行される予定で、名古屋製作所でもこの動きに合わせてテクノロジー企業・スタートアップ企業との連携を強化する見込みです。
本プログラムでは、製造現場における技術開発や協業を目的に、下記5つのテーマで事業アイディアを募集しています。
- 進化するIT技術で製造現場をアップデート
- 最新のセンシング技術による製造工程の効率化
- セキュアな製造現場の構築
- 工作機械の機上計測による製造現場の効率化
- FA製品のカーボンニュートラル(=脱炭素)の実現
また、以下に挙げたスタートアップ側へのメリット設計もされています。
- 各技術部門も連携したコミット体制
- 過去平均PoC費用300万円/件の利用実績
- 日本だけではなく世界94カ国の製造現場が対象となる幅広いマーケットを保有
プログラム詳細
2021年11月25日:エントリー受付開始
1.5か月ごとに書類選考を実施予定
【スケジュール】
2022年1月7日(金)までの応募:2022年1月下旬選考
2022年2月25日(金)までの応募:2022年3月中旬選考
2022年4月8日(金)までの応募:2022年4月下旬選考
2022年5月23日(月)までの応募:2022年6月中旬選考
本アクセラレーションプログラムの応募対象
【応募資格】
- 応募時点で法人登記が完了していること(設立年月を問わない)
- プロダクト、サービスが完成しているまたは完成の目途がついていること
【応募対象】
- 海外を含むアーリーステージ以降のスタートアップ
- 新規のプロダクト・サービスを開発し、社会実装の場を検討している企業
下記リンクより応募が可能です。
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