中古車取扱事業者専用のオンラインオークションサービス「QCA」が2023年3月頃公開、事前登録受付も

投稿者: | 2022-10-24

QCA公式HPのスクリーンショットから引用

カーベース株式会社(愛知県名古屋市)は、出品から落札までオンラインで完結する、会場を持たない形の業者専用中古車オークション「QCA」を発表しました。スマホさえあれば全国どこからでもオークションに参加できることを強みとしており、2023年3月に予定されているサービス開始に向けて、事前登録を受け付けています。

中古車オークションQCAの使用イメージ

QCAで出品される車両はスタッフが撮影し、情報を細かく掲載するので、出品票の確認や下見を必要としません。出品側は、アプリの指示に従って日時を予約することでスタッフによる検査を受けることができ、検査が終了すると、翌日のライブオークションで競りが行われます。 このため、最短翌日に売約を成立させることも可能です。入会金は0円で、月会費も基本無料としており、下見や陸送が不要なのでコストを削減できることがメリットです。その他、車両状態やセールスポイントなどの細かなこだわりに対応した検索機能、リアルタイムに競りに参加できない場合でも狙った車両に自動入札できる機能など、中古車オークションをより便利なものとするシステムが搭載されています。サービス開始後の出品受付エリアは愛知県近辺となっており、順次拡大予定です。出品を検討する事業者向けに、現在問い合わせを受け付けています。

カーベース株式会社

カーベース株式会社は、2021年に中古車オークション事業としてスタートしました。CEOのハニーフ・アブドウラ氏はヤフー株式会社出身で、検索システムなどの開発・刷新業務に従事すると同時に、学生時代から自動車業界向けのソフトウエア開発など「自動車業界×IT」という領域に携わり続けています。また、CTOの小島匠平氏も同じくヤフー株式会社で、情報プラットフォームの開発及び保守運用を行ってきました。QCAのサービス拡大により、中古車流通のDX(デジタルトランスフォーメーション)促進が期待されます。

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