中小企業の補助金活用とDXを支援、シヤチハタが「JSaaS」と提携

投稿者: | 2024-12-10

プレリリースより引用


シヤチハタ株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:舟橋正剛氏)は、株式会社ライトアップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:白石崇氏)が提供する補助金・助成金支援サービス「JSaaS」と業務提携契約を締結しました。この提携を通じて、補助金や助成金の活用促進と、中小企業の業務DX化を包括的に支援する取り組みを開始しました。

中小企業を取り巻く環境は、人手不足やコスト増などの課題が深刻化しています。また、補助金や助成金を活用したいというニーズがある一方で、その制度が十分に活用されていない現状も課題です。シヤチハタとライトアップは、この状況を改善するため、補助金活用支援と業務DX化のためのクラウドサービスを連携させた取り組みを開始しました。

提携の具体的なサービスとして、以下が提供されます。
1. JSaaS会員向けの「Shachihata Cloud」特別パック
JSaaS有料会員に対し、Shachihata Cloudのワークフロー機能とファイルメール便機能を1年間無償提供。これにより、捺印や文書回覧のデジタル化を促進し、業務DXの第一歩を支援します。

2. Shachihata Cloud会員向け「Jシステム」の利用提供
Shachihata Cloudのユーザーには、補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」を公開。企業ごとの受給可能な補助金情報を即座に把握し、申請サポートサービスを利用できる仕組みを提供します。

これらのサービスにより、中小企業が段階的に業務効率化を進め、DX化を実現する環境を整えます。

JSaaSとShachihata Cloudが描く中小企業の未来

今回の提携は、業務効率化や補助金活用を目指す中小企業に対して大きな支援となると期待されています。JSaaSの補助金診断システムとShachihata CloudのDX機能を組み合わせることで、企業の手間やコストを削減し、経営基盤の強化を図る取り組みが可能となります。

シヤチハタとライトアップは、引き続き中小企業の持続的成長を支援し、日本全体の産業競争力を高める取り組みを進める方針です。特に、2025年に創業100周年を迎えるシヤチハタは、アナログとデジタルの両面から新たな価値を提供し続けています。

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