ティップネス、消防点検DX化にスマテンBASE導入

投稿者: | 2024-05-16

「スマテンBASE」公式サイトのスクリーンショットから引用


総合フィットネスクラブや24時間ジムを運営する株式会社ティップネス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡部智洋、以下:ティップネス)は、消防点検業務のデジタル化と効率化を目的に、株式会社スマテン(本社:名古屋市、代表取締役:都築啓一、以下:スマテン)の「スマテンBASE」を導入しました。これにより、法令点検の課題解決をデジタルトランスフォーメーション(DX)で図り、施設の安心・安全を強化します。

ティップネスでは、新型コロナウイルスの影響でテレワークが進む中、スマテンの営業担当者から「スマテンBASE」の提案を受け、興味を持ちました。従来、消防設備点検の報告書は紙ベースで管理されており、保管やファイリングに多くの手間がかかっていました。クラウド管理が可能な「スマテンBASE」を導入することで、報告書の一元管理や、是正項目のピックアップ、見積り提示までが一括して行えるようになりました。

ティップネスが「スマテンBASE」を導入した決め手の一つは、報告書のクラウド管理により、いつでもどこでも確認できる利便性。紙の保管スペースが不要になる点も評価されました。また、工事見積りが迅速に確認・発注できる機能や、チャット機能を活用した質問への迅速な対応も利便性を高めています。点検費用や修繕費用に対する柔軟な対応も導入の大きなポイントとなりました。

スマテンBASE導入後の効果と今後の期待

「スマテンBASE」の導入後、ティップネスでは消防設備点検報告書の提出が従来より迅速になり、行政への書類提出もスマテンが代行することで業務効率が大幅に向上しました。点検日の確定や報告書作成までを一貫してサポートするスマテンのサービスにより、ティップネスでは確認作業のみで完結することが可能となりました。非常放送設備の誤発報時には、ビデオ通話での迅速な対応が信頼性の高さを実証しています。

今後、ティップネスでは消防設備点検に加え、防火設備点検や防火対象物点検の実績を積むことで、スマテンの認知度も向上しています。今後も法令点検全般において、さらなる提案とサービスの向上が期待されます。

「スマテンBASE」は、多重下請け構造を排除し、建物管理者と点検者を直接つなぐことでコスト削減を実現するツールです。パソコンを使って報告書や点検スケジュールを確認できる機能を備え、全国対応の点検エリアで多くの企業から高い評価を得ています。専用コンシェルジュのサポートにより、安心して使用することができます。

プレリリースより引用

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