愛知県スタートアップ支援拠点「STATION Ai」の運営事業を担うSTATION Ai株式会社(本社:名古屋市西区)は、株式会社ディープコア(本社:東京都文京区)と共同で、愛知県におけるスタートアップの資金調達環境の充実を図り、スタートアップ・エコシステムを構築することを目的に、「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」を設立したことを発表しました。
STATION Ai株式会社
STATION Ai株式会社は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区)が愛知県より「STATION Ai」の整備・運営事業者の代表企業として採択されたことを受けて、「STATION Ai」の設計・建設や運営・維持管理などの事業主体を担うために2021年9月1日に設立した特別目的会社(SPC)です。
同社の代表取締役社長兼CEOには、ソフトバンクの子会社で新規事業を手掛けるSBイノベーション株式会社(本社:東京都港区)において、社内起業プログラムの設計・運用・審査や、各事業の成長支援を行ってきた佐橋宏隆が就任。同社は2022年4月より、愛知県が運営していたスタートアップの創出・育成・展開・誘致を行う「PRE-STATION Ai」事業を受託し、その運営を担っています。
株式会社ディープコア
株式会社ディープコアは、技術で世界を変える志を持つ挑戦者の起業家育成とエコシステムの構築により、世界に破壊的イノベーションを起こす「CORE(核)」になることを目指しす特化型のインキュベーター兼ベンチャーキャピタル。
ファンド設立の背景
2022年4月1日から本格的にスタートアップの支援プログラムを開始したSTATION Ai株式会社は、すでに提供している支援プログラムなどのノウハウの提供に加えて、資金面でもスタートアップを支援するために、AI(人工知能)および周辺領域のビジネスを行う企業約80社への投資実績を持つベンチャーキャピタルである株式会社ディープコアと共同で、本ファンドを設立しました。
また、本ファンドは、スタートアップ支援拠点「STATION Ai」のメンバー(企業)を対象としているため、資金提供が勉強会やメンタリングなどの各種支援プログラムと連動していることが特長。同社は、起業・事業運営のノウハウと資金の両面からの充実した支援によって、愛知県を中核としたスタートアップ・エコシステムの構築を目指すとのことです。
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