スマテンと初田製作所、1億円の資本提携で建物安全への道筋

投稿者: | 2024-02-13

プレリリースより引用


株式会社初田製作所(本社:大阪府枚方市、代表取締役社長:初田和弘、以下「初田製作所」)と株式会社スマテン(本社:名古屋市、代表取締役:都築啓一、以下「スマテン」)は、1億円の資本提携及び業務提携を開始したことを発表しました。初田製作所は創業121年の総合消防防災企業であり、スマテンは法令点検の課題をデジタルトランスフォーメーション(DX)で解決するスタートアップ企業です。

日本では、全国の建物の老朽化に伴う安全性の不確実性が社会課題となっており、消防点検の未報告率は50%にも上っています。このような背景の中、初田製作所は業界の旧態依然とした体制に疑問を持ち、改善方法を模索していました。スマテンとの資本提携及び業務提携は、これらの課題に対する姿勢や業務内容が合致した結果であり、双方にとって多くのメリットが生じることが期待されています。

未来への一歩 – 初田製作所とスマテンの共同戦線

初田製作所は、老舗メーカーとしてのノウハウをスマテンとの連携によりDX化し、顧客満足度の向上、業務効率の改善、人材不足の解消を図る計画です。一方スマテンは、増資による開発・サービス力の向上、初田製作所の取引先との業務範囲の拡大を見込んでいます。この提携は、より安全かつ安心な社会基盤の提供を目指しており、両社の強みを生かした新たな取り組みが注目されています。

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