Opt Fit、プライバシーに配慮したAI監視サービスの実証実験施設の募集開始

投稿者: | 2023-01-06

プレリリースより引用


フィットネス施設向けAI監視サービス「GYMDX」を提供する株式会社Opt Fit(本社:名古屋市中区、以下「Opt Fit」)は、温浴施設や介護施設などでの利用を想定した、プライバシーに配慮したAI監視サービスの研究・開発を開始。それに伴い、実証実験できる施設の募集を始めたと発表しました。

Opt Fitは2020年に創業したスタートアップ企業。「AIと人間が共存するエコシステムを構築する」というミッションを掲げ、フィットネス業界向けの自社アプリケーション開発を行っています。

Opt Fitは2022年1月にフィットネス施設向けAI監視サービス「GYMDX」をローンチ。GYMDXはジム内に専用カメラを設置し、ジム運営をAI化することで、運営コストの削減と会員満足度向上を両立したサービスです。

主な機能は以下の4つ。
1.AI監視:倒れている人や動かない人を検知し、スタッフへ通知
2.マシン利用率分析:利用状況をデータで可視化
3.リアルタイム混雑状況配信:混雑状況をエリアやマシンごとに配信
4.不正入館検知:複数人入館を検知し、会員以外の利用を発見可能

GYMDXはローンチ後、1年未満で200施設以上に導入されました。

株式会社Opt Fit公式HPのスクリーンショットから引用

プライバシーに配慮したAI監視サービスの実証実験が可能な施設を募集

Opt FitはGYMDXのノウハウを活かし、プライバシーが厳しい場所でも同様のサービスを提供できるよう、3Dセンサーを用いた研究開発を開始しました。研究開発開始に伴い、実証実験ができる施設を募集中です。主な対象施設として、温浴施設や介護施設を想定しています。

特に温浴施設では、年間約15,000人もの利用者が亡くなっているというデータがあるとのこと。そういった施設に役立つよう、実用化に向けて研究開発を進めるとしています。実証実験から実用化までは、2023年1月から実証実験を開始し、3月に実用化を目指す流れです。

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