愛知県はサービスロボットの社会実装を促進させるため、2019年よりサービスロボットショーケース事業「あいちロボットショーケース」を推進しています。
株式会社トクイテン
同社は愛知と東京を拠点に、有機農業とロボット、そしてAIを掛け合わせ、有機ミニトマトの生産と、栽培自動化のためのシステム開発をおこなうスタートアップ企業。2021年8月に創業したばかりです。特にAIとロボットの分野に強みを持ち、それらを用いた農業の自動化や有機農業の展開の他にも、美味しさと収穫量を両立させられるスマート農業で「持続可能な農業の実現」に取り組んでいます。
AICHI ROBOT TRANSFORMATION
ARXは愛知県が2019年から実施してきたサービスロボット推進事業「あいちロボットショーケース」の一環。目的は、様々な施設におけるロボット活用の好事例の創出です。今後、2021年11月3日の豊田スタジアムを皮切りに、オフィスや空港、病院、農場など県内のあらゆる施設で実証実験が始まります。
トクイテンは2021年12月に愛知郡東郷町のトマト農園「Toma ROSSO TOGO FARM」で実施される実証実験への参加が予定されており、自律走行型の運搬・噴霧ロボットによる収穫物の運搬や、液体肥料・農薬噴霧をおこなうとのことです。実証内容としては以下3つです。
- どの程度の地面の状態なら運搬ロボットが安全に活動できるか
- 対人件費でどれ程度の効果があるのか
- 人件費の削減、労働負荷の削減以外の効果はありそうか
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