老舗とスタートアップ、協業の好例|東朋テクノロジーとスカイディスクが「CREAiTE」提供開始

投稿者: | 2021-11-05
Pocket

プレスリリースより引用

東朋テクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市)は2021年10月26日、AIシステムとハードウェアを一元的に導入できる新サービス「CREAiTE(クリエイト)」の提供を開始したと発表しました。

この度のサービス提供は、名古屋市のスタートアップ共創プログラム「Nagoya Movement」によるもの。創業から190年を数える東朋テクノロジーと、AIスタートアップ「SKY DISC(スカイディスク)」の2社による協業で実現しました。

AIとハードウェアのトータルソリューションプラットフォーム「CREAiTE」

CREAiTEは、製造現場の自動化に必要なAIとハードウェアを一括で提供するサービス。これまでのAI導入や自動化には、必要な機器を複数のベンダーと長期かつ複雑な調整の上で取り揃えていました。同サービスはその工程を、ソフトとハードの両面から一元的に担います。

今回提供が開始されるのは「外観検査」における自動化サービス。金属や樹脂、食品、化学、繊維など、検査対象を選ばない強みを持ちます。また今後、メーター読み取り機能や劣化診断の機能も追加で実装されていきます。

協業については、30年以上幅広い業界の製造/検査装置・IoT機器を手掛けてきた東朋テクノロジーが蓄積してきたノウハウでハードウェアを担当。製造業を中心にDX支援の実績を積んできたスカイディスクがAI/ルールベースを活用した判別システムを担いました。その結果、外観検査最適化を実現した他、これまで自動化の分野で製造現場が抱えていた以下の課題も解決しています。

  • AIのシステムが構築できても、検査設備の自動化まで手が回らない
  • 曖昧な判定ルールの設定では検知できない不良があり、AI導入が前に進まない
  • 設備メーカーやAIベンダーなど、関連する各メーカーとのやりとりが複雑で時間がかかる

スタートアップ共創プログラム「Nagoya Movement」

Nagoya Movement 公式HPのスクリーンショットより引用


Nagoya Movementは名古屋市主導の下、スタートアップ企業の成⻑を目的に2020年9月から始まった、事業会社との共創促進プログラム。事業者向けノウハウ習得、スタートアップ企業と事業会社のマッチング、そして事業の伴走型支援という3つのプログラムに分けられ、スタートアップ企業と事業会社による共創のモデルケース作りがおこなわれます。それらの活動を通じて、スタートアップ企業の集積と創出に繋げるための新たな「Movement」を生み出していくとのことです。

併せて読みたい

Nagoya Startup Newsでは、東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連するニュースを配信しています。愛知を中心とする東海圏には豊かな工業の地盤の下、今回紹介した東朋テクノロジーのように技術を持つ老舗企業が多く本社を置いています。それら企業がスタートアップや、新技術と掛け合わさることで新たな製品やサービスが創出される可能性に大きな注目が集まっています。興味のある方は、以下の関連記事も併せてご覧下さい。
事業会社 × スタートアップマッチング・事業創出プログラム 「NAGOYA MOVEMENT」|事業会社との共創を目指すスタートアップ企業募集(2021年1月15日募集締切)


名古屋近辺のAI(人工知能)ベンチャー11社

名古屋近辺でオープンイノベーションに取り組む企業10社(事例付き)

運営会社からのPR