名大発ベンチャーAcompany、名古屋大学内に研究開発拠点を開設

投稿者: | 2021-10-20
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株式会社Acompany公式HPのスクリーンショットより引用

秘密計算スタートアップの株式会社Acompany(本社:愛知県名古屋市中村区)は2021年10月13日、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学(愛知県名古屋市)構内の名古屋大学インキュベーション施設内に、R&D拠点「NICX(ニックス)」を開設したと発表しました。

株式会社Acompany

同社は名古屋大学発学生ベンチャーとして、「データを価値に進化させる」をミッションに、なめらかなデータ活用社会を実現するべく2018年6月に設立されました。同社はプライバシーや機密データといった機微データを、「秘密計算技術」を中心としたデータセキュリティで、安全性高く分析する独自開発エンジン「QuickMPC」を提供しています。

秘密計算とは、データを秘匿化したまま統計分析や機械学習などを用いた計算を実現させる技術。プライバシーに配慮したデータ活用や、安全に機密データを活用できる強みがあり、これまで秘匿化できないことで扱えていなかったデータの有効利用を可能にする新技術として近年大きな注目を集めています。

名古屋大学インキュベーション施設と、R&D拠点「NICX」

プレスリリースより引用


名古屋大学インキュベーション拠点は名古屋大学産学官連携推進本部が管理・運営をおこなう、同学のシーズを活かしたベンチャー企業を育成するための共用施設です。学内者はもちろん、学外者も施設利用契約及びベンチャー支援業務契約を締結することで利用が可能になります。

今回Acompanyは、そんな学内インキュベーション施設内にR&D拠点「NICX」を開設。概要としてはプライバシーテックに関する研究開発です。その他にも、同社が独自開発する「QuickMPC」の機能拡充や共同実験、「プライバシーデータ利活用コンサルティング」における技術面での開発を目的として実施されました。

今回、名古屋大学構内に拠点を開設した背景には、大学との産学連携強化や、同社に在籍する長期インターン生の働きやすさ向上や、採用面での強化があるとのことです。

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