AI型教材「Qubena」が愛知県春日井市で正式採用 市内の全小中学校54校へ導入 約25,000人が利用

投稿者: | 2022-07-28

プレスリリースより引用

愛知県春日井市が全市立小中学校における指導の一環として株式会社COMPASS(本社:東京都文京区)が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」がを正式採用し、2022年4月より利用を開始したこと発表しました。

株式会社COMPASS

公式HPより引用


株式会社COMPASSは、「子どもたちが生きる未来を一緒に考え、人生を共に歩むこと」を教育理念とする教育系スタートアップ。最適な問題を出題するAI型教材の「Qubena」を開発し、アダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。

現在「Qubena」は全国の100以上の自治体、1,800以上の公立・私立の小中学校計50万以上のユーザーに導入されています。また、2018・19・20年度に3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。その他に「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。

採用の背景

今回「Qubena」を導入した春日井市では、20年ほど前から教育の情報化に取り組み、校務改善を進める傍ら、10年前からは、分かりやすい授業の実現を目指し、学習規律の徹底とICTの日常的な有効活用に取り組んできました。そして、その成果を「かすがいスタンダード」として、市内全校に水平展開しています。こうした中、学習指導要領に定められている、「ICTを活用した学び」を推進するため、GIGAスクール構想に則り、2020年度に市立小中学校全児童生徒への一人一台端末を導入、2021年度には高速大容量回線を使った校内LAN整備と、積極的な環境整備を行いました。

この環境を有効活用し、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「学びに向かう力」など、子どもたちが生涯にわたって学ぶことが出来る力を養う教育を実現するため、AI型の学習教材の導入実証を経て、このたび市内全小中学校54校(小学1年生~中学3年生)の約25,000人での導入を決定しました。

コメント

本市ではICTを活用した学習を平成18年度から実践し、令和2年度からは一人一台端末の活用を進めてきました。令和4年度は一人一台端末をより効果的に活用し、学習活動を充実させるため、それぞれの子どもに合った最適な学びを支援するAI型教材Qubenaを小中学校の全学年に導入し、子どもたちの学ぶ意欲と学力の向上に取り組んでいます。これは、愛知県の掲げる「あいちの教育ビジョン2025」の基本的な取組の一つである「子供の意欲を高め、教師の働きがいがある魅力的な教育環境づくりを進める」ことにも通じていると考えます。人生100年時代といわれる今、義務教育を終えた後も、子どもたちは「学びの必要性」を何度も身に染みて感じていくことでしょう。Qubenaの活用により、子どもたちが、生涯にわたって自分の力で学び続ける力の基礎を育んでいってくれることを心から期待しております。

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