電動の空飛ぶクルマを開発するSkyDrive社、商用機「SD-05」のバッテリーシステムの設計・開発・製造パートナーとして米国のElectric Power Systems, Inc を選定

投稿者: | 2022-07-28
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プレスリリースより引用

 「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市)は、電動航空機向けの高出力かつ認証可能なパワートレイン等を開発し、バッテリーシステムのリーディングカンパニーであるElectric Power Systems, Inc(本社:米国ユタ州ノースローガン)を、「SD-05」用バッテリーシステムの設計、開発、および製造パートナーとして選定したことを発表しました。

株式会社SkyDrie

公式HPより引用


株式会社SkyDriveは、日本発の空飛ぶクルマを開発するスタートアップとして、2018年7月に、愛知県豊田市に設立。「100年に一度のMobilityを牽引すること」を使命として、空飛ぶクルマと重量物を安全に運ぶ物流ドローンを開発しています。

同社は、2012年に発足した有志団体CARTIVATORのメンバーを中心に操業。空飛ぶクルマ「SkyDrive」の開発にはCARTIVATOR時代である2014年から着手し、資金調達と試行錯誤を重ねて、2020年の夏に国内唯一の有人飛行試験に成功させました。2030年以降には空飛ぶクルマの自動運転化を予定し、誰もが自由に空を飛べる時代を目指しています。

EPシステムズ選定の背景

2人乗りの機体「SD-05」の開発において、高出力なバッテリーシステムは重要な役割を果たします。EPシステムズは、NASAのX-57機をはじめ、ボーイング社の子会社であるAurora Flight Sciences社のPegasus機、その他多くの航空機メーカーへ飛行実証機用バッテリーシステムを提供しています。EPシステムズは現在、FAAと提携して一般航空機用バッテリーの認証を行っており、2023年に最初の技術基準書(TSO)(*2)の基準を満たす予定です。

EPシステムズは、電動航空機用の高出力パワートレインのリーディングプロバイダーです。航空宇宙、防衛、自動車、船舶、産業用トラクション業界向けにエネルギー貯蔵システム、DC急速充電ステーション、電気推進製品を開発しています。

ボーイング社とサフラン社は、EPシステムズの提供する「EPiCバッテリーシステム」の開発および増産のため、2019年と2021年にEPシステムズに投資しました。EPSの現在の顧客および公表されている顧客には、米国航空宇宙局(NASA)、米国連邦航空局(FAA)のほか、ボーイング社、サフラン社、ベル・テキストロン社、エンブラエル社、ダイヤモンド社等が含まれています。

同社は、「SD-05」機体向けに、EPシステムズの電池モジュール、電池管理システム、安全装置を含むEPiCバッテリーシステムを採用しました。2025年に大阪ベイエリアで「空飛ぶクルマ」によるサービスを開始することを目標に、引き続き機体開発を推進していくとのこと。

コメント

Electric Power Systems, Inc. CEO ネイサン・ミリカム
当社は、SkyDrive社が目指す空の移動革命を推進する一員となることを大変嬉しく存じます。今後、SkyDrive社のチームと協業していくことを楽しみにしています。

株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩
EPシステムズ社は、私たちの2人乗り機体「SD-05」の開発に不可欠な要素である、バッテリーシステムの理想的なパートナーです。高性能で信頼性の高いバッテリーシステムを開発するプロフェッショナル集団である彼らに、弊社の機体の型式証明取得や事業開始に向けてサポートいただけることを大変心強く思います。

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