AquaAge、生成AI開発強化に向けて8200万円の資金調達を実施

投稿者: | 2024-08-20

プレリリースより引用


名古屋大学発のAIスタートアップAquaAge株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 :包娜仁氏、以下:AquaAge)は、Asu Capital Partnersを引受先とする第三者割当増資により、累計8200万円の資金調達を完了しました。今回の資金調達は、AI技術開発の加速と人材採用、さらには市場拡大を目的としており、企業向けのAIソリューション提供を強化するための基盤を整えるものです。

AquaAgeは、2022年11月にChatGPT3.5が登場して以降、急速に進化する生成AI技術に着目し、これを広く企業に届けることで、ビジネスチャンスの創出や業務効率の向上、顧客体験の改善を目指しています。
今回の資金調達により、生成AI技術のさらなる開発を進めるとともに、データサイエンティストやBizDevマネージャーの採用を強化し、技術力と市場展開を一層推進する方針です。また、国内外の市場拡大に向けた準備も進めており、AI技術を活用した企業支援を通じて、競争力を向上させることを目指しています。

AquaAge、生成AI技術で企業のDX支援を強化

今回の資金調達を受けて、AquaAgeは新たな成長フェーズに突入します。代表取締役の包娜仁氏は、「HADABON Pro」事業で培った技術と知見を基盤とし、生成AI技術を用いた企業向けソリューションの開発に注力すると述べています。企業内部に蓄積されたデータを活用し、業務効率化や意思決定の支援を図ることで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進することが主な目標です。Asu Capital Partnersの代表パートナーであるLuke Li氏も、AquaAgeの高い技術力と強いビジョンに共感し、今後の成長に大きな期待を寄せています。

AquaAgeは、AI技術の民主化を掲げ、企業がより簡単に高度なAIソリューションを導入できる環境を整えています。今後も技術開発を加速させ、国内外の企業へ最先端のAI技術を提供することで、競争力を支える新たな価値を創出していく予定です。

併せて読みたい

Nagoya Startup Newsでは、名古屋を中心に東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連する最新情報、業務提携に関するニュースを配信しています。東海圏のベンチャー企業や新規事業、オープンイノベーション分野に興味のある方は、以下の関連記事も併せてご覧下さい。

生成AI技術を自治体業務に応用:日進市とKieiの新たな挑戦

製造業のDX推進:データグリッドのAIデータ基盤が豊田自動織機に導入

注目企業紹介|あいちスタートアップ創業支援事業費補助金の交付先が決定