
プレリリースより引用
ソフトバンクの子会社であるBOLDLY株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:佐治 友基、以下「BOLDLY」)は、自動運転EVソリューション「ファンファーレ」を提供する株式会社ティアフォー(本社:名古屋市、代表取締役社長:加藤 真平、以下「ティアフォー」)とパートナーシップを結び、自動運転車両運行管理プラットフォーム「Dispatcher for ファンファーレ」の提供を2023年6月20日から開始しました。これにより、従来事業参入が難しかった企業も自動運転ビジネスへの参入が可能となります。
自動運転の普及を促進するため、BOLDLYはティアフォーと協力して「Dispatcher for ファンファーレ」を提供します。「ファンファーレ」は、ティアフォーが開発した自動運転EVソリューションで、その特徴は企業が自社ブランドで製品化・販売・利用できることにあります。つまり、車両を自社ブランドで販売できることから、小型バスをはじめとする複数の車種が自動運転に対応し、自動運転ビジネスの普及が期待されます。「ファンファーレ」は、世界20カ国以上で使用されている日本発の自動運転制御システム「Autoware」に対応しており、その車両はすべて国内で製造されています。
自動運転の進化をサポート: BOLDLYの「Dispatcher for ファンファーレ」が開放する新たな可能性
「Dispatcher for ファンファーレ」は、自動運転車両の遠隔監視システムとしてBOLDLYが提供します。これは、BOLDLYが開発・提供する自動運転車両運行管理プラットフォーム「Dispatcher」をホワイトレーベル※で提供するもので、全ての「ファンファーレ」に対応する車種に接続可能です。企業はこのシステムを使用して、「ファンファーレ」の車両を管理し、遠隔監視と車両を一体化した自社ブランドの商品を販売することが可能になります。これにより、「自動運転の民主化」が推進され、家電メーカーや交通事業者など幅広い企業が自動運転ビジネスに参入することが期待されます。
※ホワイトレーベル:ある企業が生産した製品・サービスを、他の企業が自社のブランドを使って販売すること。
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