静岡県浜松市は2021年12月15日、市内スタートアップ企業支援の一環として「浜松市ファンドサポート事業」の第2回申請募集を2021年12月15日〜2022年1月31日の期間で実施すると発表しました。
浜松市におけるスタートアップ支援の取組
世界屈指のものづくり企業の集積市として有名な浜松市は、スタートアップ企業とものづくり産業とのオープンイノベーションを推進し、新たな製品・技術・産業を生み出す「浜松バレー構想」を提唱。これまでも、県内3拠点でのサテライトオフィスの展開をはじめ、市内のものづくり企業の技術と全国のスタートアップ企業のアイデアを結ぶ「浜松アクセラレーター2021」や、インキュベーションプログラム「Hamamatsu Incubator 2021」の実施など、スタートアップ企業の支援に取り組んできました。
ファンドサポート事業について
浜松市ファンドサポート事業は、同市のスタートアップ支援の一環として、2021年にスタートしました。同事業は浜松市のスタートアップ企業に投資を行うベンチャーキャピタル(以下VC)と協調し、市内のスタートアップ企業に資金を公布、スタートアップの事業化の支援をする取り組みです。
今回浜松市は、同市が認定するVC(ベンチャーキャピタル)から投資を受けるスタートアップ企業を募集します。認定VCについてはVC一覧(五十音順)をご参照ください。
詳細
申請受付期間:2021年12月15日(水) ~ 2022年1月31日(月)
対象投資期間:2021年10月1日(金) ~ 2022年3月31日(木)
【交付対象事業者の要件】
- 国内に事務所を有する中小企業者(中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条に規定する中小企業者)であって、みなし大企業に該当しないこと。
- 浜松市内に住所または事務所を有すること。もしくは浜松市内に事務所を置き、新たに浜松市内において認定事業を実施しようとする事業者であること。(登記必要)
- 認定ベンチャーキャピタルからの出資又は出資意向確認書を受けていること。
他、7つの条件を満たす事業者。詳細についてはこちらより、交付対象事業者の要件をご確認ください。
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