J-CIRCULARSの廃棄物可視化ツールで岐阜食品が食品ロス削減へ

投稿者: | 2024-05-10

プレリリースより引用


J-CIRCULARS株式会社(本社:春日井市、代表取締役:下別府正樹、以下:J-CIRCULARS)が提供する廃棄物可視化ツール「サーキュラーレポート」が岐阜食品株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:平山健司、以下:岐阜食品)に導入されました。このツールにより、岐阜食品は製造原価の低減および食品ロス削減を目指し、データに基づいた廃棄物管理を強化します。

「サーキュラーレポート」は、排出事業者向けの廃棄物管理ツールで、排出量や月次推移、リサイクル率、CO2排出量などのデータを可視化するサービスです。サマリーレポートと詳細レポートから構成されており、各データを品目や処分方法別に確認できるため、廃棄物削減やコンプライアンス遵守、CO2排出量の算定・低減に向けた施策が迅速に行えます。

岐阜食品は、「サーキュラーレポート」により自社の廃棄物の種類や排出量を容易に把握できるようになり、データに基づく施策検討と経営意思決定が迅速かつタイムリーに行えるようになりました。これにより、経営メンバーや従業員の間で廃棄物削減へのモチベーションが高まり、さらに取引先にも環境対応の成果を分かりやすく伝えることが可能となりました。

J-CIRCULARS、廃棄物削減とサーキュラーエコノミーの実現に向けた展望

岐阜食品株式会社は、1940年に設立され、レトルト食品の開発および製造販売を手掛けています。J-CIRCULARS株式会社は、産業廃棄物の収集運搬・中間処理業を行う大和エネルフ株式会社、株式会社中部クリーンシステム、株式会社名晃の3社によって2021年に設立された持株会社で、循環型社会へのさらなる貢献を目指しています。

今後、J-CIRCULARSはグループ企業である大和エネルフ株式会社や株式会社中部クリーンシステムとの取引がある排出事業者向けに「サーキュラーレポート」の提供を拡大し、循環型社会の構築を目指していくとのこと。また、将来的にはグループ外の排出事業者や管理会社への提供も検討し、企業のサーキュラーエコノミーへの貢献が期待されます。

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