株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、2025年以降の大阪での「空飛ぶクルマ」事業実装に向け、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮輪賢治、以下「大林組」)、関西電力株式会社(本店:大阪府大阪市、代表執行役社長:森望、以下「関西電力」)、近鉄グループホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:小倉 敏秀、以下「近鉄GHD」)、東京海上日動火災保険株式会社(本店:東京都千代田区、取締役社長:広瀬伸一、以下「東京海上日動」)と共同で、社会受容性向上に向けた取組みとして、「大阪府内における空飛ぶクルマのある未来像啓発」を実施したと発表しました。
SkyDriveは、「空飛ぶクルマ」を開発・普及することを目的とした企業です。独自の技術を用いて、縦離着陸型の電動飛行車「SD-XX」を開発し、空中交通の未来を切り拓くことを目指しています。
「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しています。「空飛ぶクルマ」は、現在2人乗りの機体を開発中で、2025年に大阪ベイエリアでのサービス開始を目指しているとのことです。
「大阪府内における空飛ぶクルマのある未来像啓発」について
「大阪府内における空飛ぶクルマのある未来像啓発」では、大阪府民の生活者を中心に招待し、「空飛ぶクルマのある未来」をテーマとしたセミナー、ワークショップ、パネル展示が実施されました。また同時に、来場者に現地アンケートを実施することで、空飛ぶクルマの認知度ならびに社会受容度の確認が行われました。
アンケートでは、「空飛ぶクルマ」の存在を大人は約70%、子どもは約45%が認識しており、「空飛ぶクルマ」のサービス利用にあたっての重要項目は「安全性の徹底」「利用しやすい料金」「移動時間」が上位3つだったようです。大阪での事業展開を成功させることで、空飛ぶクルマが日本全国、さらには世界中での普及が加速されることが期待されています。
併せて読みたい
Nagoya Startup Newsでは、名古屋を中心に東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連する最新情報、業務提携に関するニュースを配信しています。東海圏のベンチャー企業や新規事業、オープンイノベーション分野に興味のある方は、以下の関連記事も併せてご覧下さい。
株式会社SkyDriveが近鉄グループホールディングス株式会社より出資を受けることを発表 2025年大阪万博で空飛ぶクルマの実現を目指す
電動の空飛ぶクルマを開発するSkyDrive社、商用機「SD-05」のバッテリーシステムの設計・開発・製造パートナーとして米国のElectric Power Systems, Inc を選定