クラッソーネ、空き家解消で『行政と連携実績のあるスタートアップ100選』に掲載

投稿者: | 2023-05-10

プレリリースより引用


建設テックの株式会社クラッソーネ(愛知県名古屋市、代表取締役:川口哲平)は、経済産業省の「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」に選出されたことがわかりました。同省が公表したリストには、行政と連携して地域活性化や産業振興に取り組むスタートアップ企業が選ばれています。

株式会社クラッソーネは、AIを利用した家の解体工事の一括見積もりサービス『クラッソーネ』を開発・運営してる企業です。具体的には、「解体費用シミュレーター」や「すまいの終活ナビ」を無料で提供し、空き家所有者の解体工事の検討促進を図っています。これにより昨今問題となっている、全国各地で空き家の増加の解消が期待されます。

2021年3月には、神戸市と「市内の老朽空き家等の解体促進」を目的とした、空き家所有者を支援する実証実験が開始されました。また、2021年7月には国交省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」へ採択されました。
そのことをきっかけに、全国の自治体と空き家課題解決促進を目的とした協定が結ばれ、公民連携での取り組みを強化しており、現在では59自治体との連携実績があるそうです。

プレリリースより引用『解体工事一括見積もりサービス「クラッソーネ」』

「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」について

「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」とは、経済産業省が主催するプログラムで、地方自治体や中央省庁と連携し、地域活性化や産業振興に貢献しているスタートアップ企業を表彰するものです。選出基準は、実績のあるスタートアップ企業に対して評価を行い、連携事例や実績が明確にされた上で厳選されます。
このプログラムを通じて、優れたスタートアップ企業の取り組みが広く認知され、さらなる行政との連携が促進されることが期待されています。これにより、地域社会や国家戦略に貢献する新たなビジネスの創出や、イノベーションの推進が図られることが狙いです。

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